クロノスはウラヌスがガイアの元に訪れる時を狙い、ウラヌスが天空から降りてきたその瞬間、その男根を大鎌で斬り落とします。こうして力を失ったウラヌスの代わりに、クロノスが天地の支配権を握る事になったのです。
権力を握ったクロノスは母との約束を破り、キュクプロスやヘカトンケイレスを再度タルタロスに閉じ込めてしまいます。ガイアはその事から、「クロノスも神々の王の座を自分の子供によって追われる」という予言を残しました。
クロノスはガイアの予言を恐れ、妻レアが生んだヘラ、ハデス、ポセイドン、ヘスティア、デメテルなどを次々と飲み込んでしまいます。 この行いにレアはとても悲しみ、クロノスに恨みを抱き始めるのです。