ブラフマー、シヴァ、ヴィシュヌ。これらはインドの創世神話に登場する神々の名です。
ブラフマーは、三つの宇宙原理の中の創造を司り、人間や天地を創造しました。
シヴァは破壊と再生を司る神で、その2つを引き起こす自然現象の象徴でもある他、男根の象徴とされるほどに生命力に満ちた存在であるともされています。
ヴィシュヌは繁栄維持を司る神で、多彩な顔と名前を使い分け、この世の危機を救うとされています。
ブラフマーとヴィシュヌはただ一人の創造主の座を巡り、争いあうのですが、シヴァが仲裁に入ることによりそれを止め、結局は三神一体となって初めて完全な神となれる存在とされるに至りました。