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ティタン神族十二神

そしてガイアとウラヌス、天と地が合わさった結果、長兄のオケアノスから末弟クロノスまでの12柱、ティタン神族と呼ばれる巨神達が誕生したのです。

ガイアはその後もウラヌスとの間に、一つ目のキュクプロス、百本の腕を持つヘカトンケイレスといった数々の巨人達等を生み出していくのですが、その醜さのあまり、ウラヌスは大地の奥深く、タルタロスへとこの怪物たちを閉じ込めてしまいます。

わが子を想う母神ガイア

ウラヌスの所業に怒りを覚えたガイアは、アマダスと呼ばれる特殊な鋼鉄で大鎌を作り、ティタン神族の息子達にウラヌスを打ち倒させようとします。しかし、父を恐れる息子達は聞き入れようとはせず、立ち上がったのはただ一人、末弟のクロノスだけであったのです。